10日午前、慶良間諸島でダイビングをしていた男性が死亡し、海上保安部が詳しい状況を調べています。
那覇海上保安部によりますと、10日午前10時20分すぎ、慶良間諸島の嘉比島にあるビーチで「ウェットスーツを着た男性が心肺停止の状態になった」と通報がありました。
男性はダイビング船で近くの港まで搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
死亡したのは福島県から訪れていた国分常弘さん(63)です。
海上保安部によりますと、10日は午前9時半ごろからダイビングの体験ツアーに参加し、開始からおよそ10分後に「浮上したい」と訴えたということです。
ガイドが浮上させたあと意識を失ったということで、海上保安部が詳しい状況を調べています。
ことし那覇海上保安部が管轄する海域でマリンレジャー中に起きた事故は22件となり、海上保安部は体調管理に気をつけて無理のない活動を心がけるよう呼びかけています。