14日未明、青森県平内町の国道で90歳の男性を車ではねてそのまま逃げたとして、警察は44歳の野辺地町役場の職員をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
容疑を一部否認しているということです。
逮捕されたのは青森県の野辺地町役場の職員で町内に住む高階智晴容疑者(44)です。
警察によりますと、高階容疑者は14日午前0時半ごろ、青森県平内町小湊の国道で車を運転中に近くに住む兼岡清治さん(90)をはねて死亡させた上、その場から逃げたとしてひき逃げなどの疑いが持たれています。
現場付近には車の部品が複数落ちていたということで、警察が捜査を進めたところ青森市内で車体の前の部分が壊れた不審な車を見つけ、車に乗っていた高階容疑者を事件に関わった疑いがあるとして逮捕しました。
警察の調べに対し、高階容疑者は事故のあった時間帯に現場の国道を通ったことは認める一方、事故を起こしたことについては否認しているということです。