15日午前10時55分ごろ、三重県南伊勢町道方の沖南約15メートルの海中に乗用車が沈んでいるのを、県警の警察官が発見した。車内から子ども4人を含む家族5人の遺体が見つかった。
伊勢署によると、死亡したのは同県伊勢市朝熊町、自営業羽根正樹さん(37)と小学6年の長男聖夏(せな)さん(12)、同5年の次男怜皇(れお)さん(10)、同3年の三男蘭琉(らる)さん(9)、同1年の長女芽杏(めあ)さん(7)。
車両は水深5メートルの海底に上下逆さまの状態で沈んでいた。柵のない岸壁から転落したとみられる。