約6年ぶり運転免許取り戻す 免許取り消し処分無効判決確定で

6年前、福岡市で軽トラックを運転中に原付きバイクに衝突して男性に大けがをさせた罪に問われ刑事裁判で無罪となった女性が「運転免許を取り消されたのは不当だ」と訴えた民事裁判で女性の訴えを認めた判決が確定しました。
これを受けて16日、女性は免許の更新を行い、およそ6年ぶりに運転免許を取り戻しました。
トラック運転手として働いていた45歳の女性は、6年前、福岡市早良区の国道で軽トラックを運転中、原付きバイクに衝突して男性に大けがをさせたとして過失運転傷害の罪に問われましたが、刑事裁判で無罪が確定しました。
女性が事故を前提に運転免許を取り消され無罪判決が確定した後も処分が撤回されなかったことは不当だと訴えた民事裁判で、9月、1審に続き2審の福岡高等裁判所も福岡県が行った運転免許の取り消し処分を無効とする判決を言い渡し、県側が上告しなかったため女性の訴えを認める判決が確定しました。
これを受けて、16日、女性は福岡市の運転免許試験場を訪れ、免許の更新手続きをしておよそ6年ぶりに運転免許を取り戻しました。

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