麻薬成分を含んだキノコ密輸の疑い 宮崎市の20代男女逮捕

海外からの宅配便を利用して麻薬成分を含んだキノコを密輸したとして、宮崎市の20代の男女が逮捕されました。

逮捕されたのはいずれも無職で宮崎市大橋の川村玲貴容疑者(22)と、坂元深冬容疑者(23)です。

警察によりますと、2人はことし8月、「マジックマッシュルーム」と呼ばれる麻薬成分を含んだキノコ、およそ52グラムをフィリピンから宅配便で密輸したとして、麻薬取締法違反などの疑いが持たれています。

2人はインターネットでキノコを購入したとみられ、北九州空港の税関の検査で宅配便のなかからコーヒー豆や塩と一緒にキノコがみつかったことから、警察と税関が調べていました。

また、2人の自宅からは麻薬成分を含むカプセル錠剤や乾燥大麻もみつかっていて、これらを所持した容疑でもすでに逮捕されています。

警察は2人の認否について明らかにしていません。

門司税関によりますと、海外からの宅配便を利用して麻薬成分を含むキノコなどを密輸しようとする事例は全国的に相次いでいるということで、北九州空港では今月も長崎や鹿児島にむけた宅配便の中から、こうしたキノコがみつかっているということです。

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