１９日未明、栃木県上三川町で車の中から若い女性の遺体が見つかり運転していた２８歳の容疑者が遺体を遺棄した疑いで逮捕されました。
女性は死後１日から数日がたっているとみられ、警察は女性の身元の確認を進めるとともに死亡したいきさつについても容疑者が知っているとみて詳しく調べています。
１９日午前３時すぎ上三川町坂上の路上でパトロール中の警察官が不審なレンタカーを見つけて車内を調べたところ、座席部分を倒して平らにした後部座席で横になった状態の女性の遺体を発見しました。
布のようなものが頭まで全身にかけられていたということです。
警察が検視した結果、死後１日から数日がたっているとみられることが新たにわかりました。
また全身に複数のあざがあることも確認されたということです。
女性は１０代から２０代くらいで白いブラウス、左胸にワンポイントの柄がある紺色のＶネックのセーター、緑のチェック柄のプリーツスカート紺色の靴下を身に着けていたということです。
警察はレンタカーを運転していた埼玉県熊谷市の安栖達也容疑者（２８）を遺体を遺棄した疑いでその場で逮捕しました。
調べに対し容疑を認めているということで、警察は身元の確認を進めるとともに死亡したいきさつについても容疑者が知っているとみて詳しく調べています。
警察によりますと、１９日午前３時すぎに警察官が上三川町をパトロール中に、周囲に田んぼや畑しかない道で車が路肩に停車したということです。
そのため不審に感じた警察官が運転席にいた容疑者に職務質問をしたところ後部座席から女性の遺体が見つかったということです。
