21日、鳴門市にある寺が全焼した火事で、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察が身元の確認を進めています。
21日午後、鳴門市大麻町にある「寳幢寺」で火事があり、寺の本堂や居住スペース、客間などを備えた木造平屋建ての建物の、およそ650平方メートルが全焼しました。
警察によりますと、寺では、住職の山内章善さん(80)と妻(73)の2人が居住スペースで暮らしていて、妻にけがはありませんでしたが、住職は火事のあと、連絡が取れなくなっています。
警察がけさ(22日)から現場で捜索を再開したところ、午後になって、焼け跡の居住スペースだった場所から、1人の遺体が見つかりました。
警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、現場検証をして、火事の原因を調べています。