岡山市で9月、アパートの部屋が全焼し3人が死亡した火事で、死亡したのは70代の母親と50代の双子の兄弟と確認されました。
現場の状況から、弟が火をつけた可能性のあることが捜査関係者への取材で分かりました。
9月11日の午後、岡山市北区南方のアパートで発生した火事で、1部屋が全焼し、中から3人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、亡くなったのは火事のあと連絡が取れなくなっていた、この部屋に住む79歳の母親と58歳の双子の兄弟と確認され、死因はいずれも焼死で、室内の別々の場所で倒れていました。
このうち、次男が見つかった玄関の焼け方が激しいことなど現場の状況から、次男が火をつけた可能性のあることが、捜査関係者への取材で分かりました。
火事のあと、アパートの管理会社の社長は「部屋を訪問した際に、インターフォンを押しても人が出てこず中から火が上がった」などと警察に説明していました。
警察が詳しいいきさつを調べています。