27日午前、長岡市の市道で近くに住む89歳の男性が倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたがまもなく死亡しました。
道路脇には高さ5メートルほどの崖があり、男性の近くには電動車いすが壊れた状態であったということで、警察は、電動車いすに乗った男性が崖から転落したものと見て調べています。
警察によりますと、27日午前10時半過ぎ、長岡市小国町武石の市道で近くにいた人から「大きな音がしたので見ると頭から血を流した男性が倒れている」と消防に通報がありました。
市道には近くに住む安澤俊逸さん(89)が心肺停止の状態で倒れていて、病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
男性が倒れていた近くからは高齢者向けの電動車いすが壊れた状態で見つかったほか、道路脇には墓石などがある高さ5メートルほどの崖があったということです。
崖には柵はなかったということで、警察は電動車いすに乗った男性が崖から転落したものと見て詳しい状況を調べています。