２７日広島市安佐南区の市道で横断歩道を渡っていた７３歳の女性が車にはねられ死亡しました。
警察は、車を運転していた広島市消防局の３０代の職員をその場で逮捕しましたが、逃亡のおそれがないなどとしてその後釈放し、事故の詳しい状況を調べています。
２７日午前７時ごろ、広島市安佐南区祇園の市道で、横断歩道を渡っていた近くに住む丹田留里子さん（７３）が左から走ってきた軽自動車にはねられました。
この事故で、丹田さんは頭を強く打って病院に搬送されましたが死亡しました。
警察は軽自動車を運転していた広島市消防局の３４歳の職員を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しましたが、逃亡のおそれがないなどとしてその後、釈放しました。
調べに対して「横断中の女性をはねたことにまちがいはない」と話しているということです。
現場は信号機がなく見通しのよい片側２車線の直線道路で、警察は事故の詳しい原因を調べています。
