ことし８月、山陽小野田市の交差点で、酒を飲んだ状態で大型トラックを運転して衝突事故を起こし、中型トラックの運転手に大けがをさせた上、そのまま走り去ったとして、広島県廿日市市の６５歳の容疑者が危険運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕されました。
容疑者は容疑を一部否認しているということです。
逮捕されたのは広島県廿日市市の無職、青木三千夫容疑者（６５）です。
警察によりますと、容疑者は８月１１日午前４時半ごろ、山陽小野田市山野井の国道の交差点で、酒を飲んだ状態で大型トラックを運転し、東から直進してきた中型トラックと衝突する事故を起こし、そのまま現場から立ち去った疑いがもたれています。
この事故で中型トラックを運転していた６０代の男性が、右足のくるぶしの骨を折る大けがをしました。
警察は事故当時、現場近くで容疑者を見つけて事情を聴いたあと捜査を進めた結果、８日、危険運転傷害とひき逃げの疑いで容疑者を逮捕しました。
警察の調べに対し、「酒に酔って事故を起こしたことは間違いないが、逃げたつもりはない」と容疑を一部否認しているということです。
現場は、片側２車線のほか右折車線がある交差点で、警察は詳しい事故の状況を調べています。
