知人の67歳の女性に対し、3日間にわたって殴るなどの暴行で死亡させたとして、57歳の女が傷害致死の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、大分市下郡の無職、小森芳美容疑者(57)です。
警察によりますと、小森容疑者はことし8月20日から22日の3日間、自宅などで知人の後藤マユミさん(67)の頭や胸などを複数回殴ったり、蹴ったりする暴行を加え、死亡させた疑いが持たれています。
8月22日に容疑者が消防に通報し、その後、搬送先の病院から「体に外傷のある人が搬送されてきた」と警察に連絡があったということです。
後藤さんは翌日亡くなり、外傷性硬膜下血腫やろっ骨の骨折などが確認されたということです。
警察は今後の捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていません。
警察によりますと、ことし1月、後藤さんから「容疑者から暴言や暴行を受けた」と警察に相談あったということですが、容疑者への接触や被害届の提出を強く拒まれ、警察からは容疑者に接触しなかったということです。