今月10日、茨城県牛久市の住宅で70代の夫と60代の妻が死亡しているのが見つかった事件で、遺体を詳しく調べた結果、いずれも、頭に強い打撃を受けて死亡したことが確認されました。
警察は2人が殺害されたとみて捜査するとともに自宅近くでナイフを持っていたとして逮捕された40歳の息子が事情を知っているとみて調べています。
今月10日、牛久市の住宅の2階の寝室でこの家に住む夫の三輪正一さん(73)と妻の三輪良子さん(66)が、死亡しているのが見つかりました。
警察が遺体を詳しく調べた結果、いずれも頭に強い打撃を受けたことが死因と確認されました。
また、腕や上半身に複数の刺し傷や切り傷もあったということです。
発見された10日を含めて数日以内に2人とも殺害されたとみられるということです。
夫婦が死亡しているのが見つかったおよそ40分前にはこの家で一緒に暮らしている息子の三輪浩二容疑者(40)が、近くの路上でナイフを所持していたとして銃刀法違反の疑いで逮捕されていて、警察は2人が死亡したいきさつについて容疑者が知っているとみて詳しく調べています。