14日朝、七尾市で道路を横断していた高齢女性が車にはねられる事故がありました。
車を運転していた男性が女性を救助しようとしたところ、さらに別の軽乗用車が2人をはね、最初に事故に遭った高齢女性が死亡したほか、救助しようとした男性も頭を打つなどのけがをしました。
14日午前5時半ごろ、七尾市津向町の市道で高齢の女性が道路を歩いて渡っていたところ、走ってきた普通乗用車にはねられました。
普通乗用車を運転していた市内に住む60代の男性が道路に出て救助しようしたところ、さらに走ってきた別の軽自動車に2人ともはねられたということです。
高齢女性は市内の病院に搬送されましたが、およそ30分後に死亡が確認され、普通乗用車を運転し、救助しようとした男性も頭を打つなどのけがをしたということです。
軽自動車を運転していた60代の男性にけがはなく、警察に対し、「前をしっかりと見ていなかった」と話しているということです。
現場は住宅や商業施設などのある片側1車線の見通しのよい直線道路で、近くに横断歩道はなかったということです。
警察は事故の状況を詳しく調べるとともに、女性の身元の確認を急いでいます。