15日夕方、岡山市の市道で、横断歩道を渡っていた70代の男性が乗用車にはねられ、意識不明の重体となっています。
警察によりますと、61歳のドライバーは、3年前に運転免許が取り消されていたということで、警察が無免許過失運転傷害の疑いで逮捕して詳しい状況を調べています。
15日午後5時ごろ、岡山市南区浦安南町の市道で、近くに住む76歳の男性が交差点の横断歩道を渡っていたところ、左側から直進してきた乗用車にはねられました。
この事故で、男性は頭などを強く打ち病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。
警察は、乗用車を運転していた岡山市南区の会社員・新宮邦博容疑者(61)を、無免許過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
警察によりますと、ドライバーは3年前の令和2年10月に、違反の累積で運転免許を取り消されていたということで、調べに対し「無免許で交通事故を起こし、相手の人にけがをさせたことに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。
現場は、信号機がある見通しのよい交差点で、警察は事故の詳しい状況を調べています。