富士川町の小学校に勤務する27歳の教諭が16日夜、自転車に乗っていた高校生を車ではねてけがをさせ、そのまま走り去ったとして、警察はひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは富士川町立増穂小学校の教諭、山田悠斗容疑者(27)です。
警察によりますと教諭は、16日午後8時半ごろ、南アルプス市鏡中條の県道で、自転車に乗っていた16歳の男子高校生を車ではねてそのまま走り去ったとして、ひき逃げなどの疑いが持たれています。
高校生は、左手の指2本を骨折する大けがをしました。
警察は、ひき逃げ事件として車の行方などを捜査していましたが、およそ2時間後に教諭が「自転車と接触する事故を起こした」と110番通報してきたということです。
調べに対し容疑を認めているということで警察は現場から逃走した理由や通報するまでの足取りなどを詳しく調べることにしています。