18日夜、長崎県諫早市の市営住宅で火事があり、火が出た家で2人が死亡しました。
この家に住む80代の夫婦と連絡が取れていないということで、警察が亡くなった2人の身元の確認を進めています。
18日午後7時半ごろ、長崎県諫早市森山町にある市営住宅から火が出ているのを付近の住民が見つけて消防に通報しました。
火はおよそ4時間後に消し止められましたが、火が出た家が全焼しました。
この市営住宅はメゾネットタイプの2階建ての建物で、警察によりますと、火が出たのは岩谷怜さん(87)の家です。
岩谷さんの家の1階から1人、また2階から1人のあわせて2人が意識不明の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
岩谷さんは、80代の妻と2人暮らしで、火事のあと、2人とは連絡が取れなくなっているということです。
警察は、亡くなった2人の身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。
現場はJR諫早駅から南東におよそ10キロの場所です。