ＪＲの高崎車両センターにある列車から行き先を表示する機器などを盗んだとして、茨城県の鉄道会社の２０歳の駅員が窃盗の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは茨城県内に本社がある鉄道会社の駅員、須永正樹容疑者（２０）です。
警察などによりますと、須永容疑者は今月４日の未明、ＪＲ高崎車両センターにある列車から行き先を表示する機器やドアを開閉するためのスイッチなど、あわせて４点、およそ５３万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
ＪＲ高崎支社によりますと、今月７日、車両の運行前に点検を行っていた職員が盗まれていることに気づき、警察に被害届を出したということです。
その後、警察は防犯カメラを分析するなど捜査を進め、２１日窃盗の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということで、警察は動機や詳しいいきさつを調べています。
