入場券悪用 新幹線の運賃を支払わなかった疑い 2人逮捕

新幹線の改札に入るための入場券を悪用して、東京から広島までの新幹線の運賃を支払わなかったとして、フリーターなど2人が電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、▼さいたま市の自称・飲食店店長の二瓶寛大容疑者(28)と▼東京・西東京市の自称・フリーター、望月英生容疑者(40)の2人です。
警察によりますと、二瓶容疑者は先月、JR東京駅で買った改札に入るための入場券で新幹線に乗車して広島駅まで移動し、待ち受けた望月容疑者から広島駅の入場券を改札内で受け取ることで、新幹線の運賃1万8000円余りを支払わずに改札から出たとして、電子計算機使用詐欺の疑いが持たれています。
望月容疑者は、自身が改札内に入るものと合わせて2枚の入場券を持っていて、このうち1枚を二瓶容疑者におよそ5000円で売却していたということです。
調べに対して2人は容疑を認め、二瓶容疑者は「広島で行われる音楽イベントに参加するための金を安くすませたかった」などと供述していているということです。
2人に面識はなかったということで、警察はあっせん役がSNSを通じて引き合わせたとみて詳しく捜査しています。

タイトルとURLをコピーしました