25日、佐渡市の林道で、脱輪した軽トラックの近くで85歳の夫が倒れて死亡しているのが見つかりました。
さらに26日午前、一緒に出かけたと見られる83歳の妻も林道脇の斜面に倒れて死亡しているのが見つかり、警察が詳しい状況を調べています。
警察によりますと、25日正午すぎ、佐渡市泉の林道で、通行人から「車が脱輪している」と通報がありました。
警察が調べたところ、林道で軽トラックが脱輪していて50メートルほど離れた場所で車の所有者で佐渡市八幡に住む夫の本間章平さん(85)が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
さらに一緒に出かけたと見られる妻の本間初音さん(83)の行方がわからなくなっていたことから、警察や消防が捜索したところ、26日午前11時前におよそ800メートル先の林道脇の斜面で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されたということです。
夫婦は2人暮らしで、遺体にはそれぞれ目立った外傷はなく、警察が詳しい状況を調べています。
現場の林道は、藤津川ダムの近くの山の中にあり、ふだんは人通りが少ない道だということです。