29日午前、恵那市で住宅2棟が焼ける火事があり、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。警察は亡くなったのはこの家に住む70代の男性とみて身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。
警察と消防によりますと、29日午前10時20分ごろ、恵那市武並町で「家が燃えている」と、通行人などから相次いで消防に通報がありました。
火は約4時間後に消し止められましたが、田中文康さん(71)の2階建てと平屋建ての木造の住宅2棟が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、田中さんは1人暮らしをしていて火事のあと連絡が取れなくなっているということです。
警察は亡くなったのは田中さんとみて身元の確認を進めるとともに、火事の原因などを詳しく調べています。
現場は、JR中央本線の武並駅から西に600メートルほど離れた住宅街です。