駐車場で事故 乳児死亡 容疑者の車 対向車に道譲りバックか

29日、宮崎市内のスーパーの駐車場で、バックしてきた乗用車に母親と0歳の赤ちゃんがはねられ、赤ちゃんが死亡した事故で、乗用車は対向する車に道を譲ろうとしてバックしたとみられることが警察の調べでわかりました。
警察は、容疑者が後方をよく確認しないまま、車を動かしたとみて詳しく調べています。

29日午前11時ごろ、宮崎市霧島にある「Foodaly霧島店」の駐車場で、30代の母親と抱っこされていた生後9か月の娘がバックしてきた乗用車にはねられ、赤ちゃんが死亡しました。

母親も足に軽いけがをしました。

警察は、乗用車を運転していた宮崎市大工の無職、黒木正人容疑者(72)を逮捕し、自動車運転過失致死傷の疑いで捜査しています。

警察によりますと、容疑者の供述などから、乗用車は駐車場の中で別の車と向かい合う形となり、道を譲ろうしてバックしたとみられるということです。

また、店の関係者によりますと、29日は月に1回行われる肉の特売日のため、オープン前から大勢の客が訪れ、事故当時、駐車場は満車で、駐車待ちの車などもあり、混雑していたということです。

警察は、そうした状況の中で容疑者が後方をよく確認しないまま、車を動かしたとみて自動車運転過失致死傷の疑いで当時の状況を詳しく調べています。

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