30日未明、宮崎市の国道で20代の男女2人が乗ったオートバイが転倒し、後ろに乗っていた女性が道路に投げ出されて死亡しました。
警察は、運転していた専門学校生を過失運転致死の疑いで逮捕しました。
30日午前2時すぎ、宮崎市田野町で、国道を走っていた2人乗りのオートバイが転倒しました。
この事故で、後ろに乗っていた宮崎市大工のアルバイト、棚橋未羽さん(23)が道路に投げ出され、病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
警察は、棚橋さんの友人で、オートバイを運転していた宮崎市塩路の専門学校生、濱口知宏容疑者(20)を過失運転致死の疑いで逮捕しました。
濱口容疑者も打撲の軽いけがを負っていますが、調べに対して「対向車線にはみ出し、バランスを崩して転倒した」と供述し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、現場は緩やかな左カーブの片側1車線の道路で、近くに街灯はなく、事故当時、暗かったということです。
警察が事故の状況を詳しく調べています。