倉敷市の住宅で、父親とみられる白骨遺体を放置したとして、52歳の息子が死体遺棄の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、倉敷市北畝の無職・三宅弘幸容疑者(52)です。
警察によりますと、去年10月6日ごろから11月30日までの間、同居する88歳の父親とみられる遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いが持たれています。
この家は容疑者と父親の2人暮らしで、11月30日に、市の職員から父親の所在が確認できないと通報を受けた警察が自宅を調べたところ、一階のリビングに敷かれた布団で白骨化した遺体が見つかったということです。
警察によりますと、11月21日に市の職員が自宅を訪れた際に、容疑者は「父親は外出中だ」と説明していたということです。
警察の調べに対し、容疑者は「亡くなったのは父親で、遺体を埋葬するつもりはなかった」と、容疑を認めているということです。
警察は遺体の身元の確認や、死亡したいきさつなどを詳しく調べています。