ことし10月、坂井市の住宅で80代の母親の首を絞めて殺害したとして、警察は同居していた55歳の娘を殺人の疑いで逮捕しました。
調べに対し、容疑を認めているということです。
ことし10月、坂井市丸岡町の住宅で、この家に住む84歳の女性が意識不明の状態で見つかり、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
警察によりますと現場では手首から血を流した55歳の娘も見つかっていましたが、精神疾患の疑いがあったことから、法律に基づいて強制的に入院させる措置入院の手続きがとられていたということです。
現場に争ったような跡はなく、亡くなった母親の首には電気コードが巻かれていたということで、警察は娘が母親の首を絞めて殺害したとして、退院した4日、殺人の疑いで逮捕しました。
調べに対し、娘は容疑を認め、「やったのは私に間違いないが、私の意思ではない」と供述しているということで、警察は引き続き詳しいいきさつを調べています。