2日、倉敷市の住宅で、50代の夫婦が血を流して倒れているのが見つかり夫が死亡した事件で、警察に対して、大けがをした妻が「男が家に入ってきた。夫と自分を刺して逃げた」という趣旨の話をしていることが分かりました。
警察は何者かが住宅に侵入して、2人を襲ったあとで逃走した可能性があるとみて調べています。
2日夜、倉敷市玉島の住宅で、男女2人が倒れているのが見つかり、この家に住む夫で会社経営の問田正さん(57)が死亡し、50歳の妻が大けがをしました。
警察によりますと妻から「刺された」などと通報があり、警察官が血を流して倒れている2人を見つけたということです。
妻は病院に搬送され、命に別状はないということですが、警察によりますと妻は、駆けつけた警察官に「男が家に入ってきた。夫と自分を刺して逃げた」という趣旨の話をしていたということです。
警察が住宅を調べたところ、倒れていた夫のそばから血のついた包丁が見つかったということです。
警察は、何者かが住宅に侵入して2人を襲ったあとで逃走した可能性があるとみて、捜査本部を設置して詳しい状況を捜査しています。