覚醒剤を含む液体およそ116キロをメープルシロップの瓶に入れてカナダから横浜港に密輸しようとしたとして、茨城県の作業員が逮捕されました。
逮捕されたのは茨城県筑西市の作業員、佐々木宏志容疑者(63)です。
横浜税関によりますと去年12月、覚醒剤を含む液体およそ116キロをメープルシロップの瓶に入れ、カナダのバンクーバーから横浜港に密輸しようしたとして、関税法違反の疑いがもたれています。
末端価格は71億7500万円余りだとしています。
横浜港に運ばれたコンテナが、半年間にわたって放置されていたのを不審に思った税関が調べたところメープルシロップの瓶があり、中から覚醒剤の成分が検出されたため、輸入しようとした佐々木容疑者を逮捕しました。
税関は認否について明らかにしていません。
容疑者はほかにも覚醒剤を使用した疑いなどで警察に逮捕されているということで、警察は組織的な背景があるとみて、詳しく調べています。