車に友人乗せ浜名湖に突っ込み溺死させたか 53歳容疑者逮捕

ことし10月、浜松市西区の浜名湖に友人の男性を車の助手席に乗せた状態で突っ込み、車から降ろして溺死させたとして、53歳の容疑者が殺人の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、愛知県新城市の無職、橋本道夫容疑者(53)です。
警察によりますと、ことし10月21日の夜、新城市に住む米山猛さん(52)を車の助手席に乗せた状態で浜松市西区の浜名湖に突っ込んだ上、助手席から降ろして放置し溺死させたとして、殺人の疑いがもたれています。
事件当日の午後8時半前に「車が落ちている」という通行人からの通報を受けて警察官が駆けつけたところ、車の近くの波打ち際で米山さんが倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、米山さんは足が不自由で、ふだんから杖を使って歩いていたということです。
橋本容疑者はこの翌日、現場から南におよそ4キロ離れた浜名湖の沿岸で釣り人に助けを求めて救助されたということで、湖に突っ込んだ車が容疑者のものだったことから警察が捜査を進めていました。
警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
2人はおよそ30年前から友人の関係で、事件の直前にも頻繁に会っていたとみられるということで、警察は事件のいきさつを詳しく調べています。

タイトルとURLをコピーしました