5日未明、里庄町のJR山陽本線の踏切付近で、保線作業のため列車の見張員をしていた男性が、貨物列車と接触し搬送先の病院で死亡しました。
5日午前2時20分ごろ、里庄町のJR山陽本線の踏切付近で、保線作業のため列車の見張員をしていた広島県福山市の会社員・山下恭司さん(32)が貨物列車と接触しました。
警察によりますと、この事故で山下さんは意識不明の状態で近くの病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。
貨物列車は現場におよそ2時間半にわたって停車しましたが、午前5時前に運転を再開していて、始発列車への影響はなかったということです。
JRによりますと、見張員は、保線作業の担当者に列車が来たことを伝える役割などを担うということで、警察は山下さんが貨物列車と接触した原因を調べています。