13日午前、四日市市の工場で、トンネルの外壁に使う約12トンのコンクリートブロックが倒れ、70代の会社員が下敷きになって死亡するなど、県内で作業事故が相次ぎ、合わせて2人が死亡しました。
13日午前11時前、四日市市鹿間町にあるコンクリート製品製造業、「NCセグメント」の工場で、トンネルの外壁に使う約12トンのコンクリートブロックが突然倒れました。
近くでは、桑名市下深谷部の会社員、水谷隆さん(71)が、ブロックをシートで覆う作業をしていましたが、倒れてきたブロックに下敷きになりました。
警察によりますと、水谷さんはその場で死亡が確認されたということです。
作業は、水谷さんを含めて3人で行っていたということで、警察では、ブロックが倒れた原因などを調べています。
また、13日午前11時すぎには、伊賀市治田の資材置き場で、約16トンある建設用の板がクレーンから落下し、下で作業をしていたベトナム国籍の技能実習生の男性が下敷きになりました。
男性は市内の病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されたということで、警察で事故の原因を調べています。