15日昼過ぎ、阿南市の県道を歩いて渡っていた73歳の男性が軽乗用車にはねられて死亡しました。
県内で死亡事故が相次いでいることから、県は交通死亡事故多発警報を出しました。
15日午後0時20分ごろ、阿南市津乃峰町の県道を歩いて渡っていた、近くに住む中谷教治さん(73)が、左側から走ってきた軽乗用車にはねられました。
中谷さんは頭を強く打って病院に運ばれ、およそ1時間後に死亡が確認されました。
軽乗用車を運転していた那賀町の79歳の男性と乗っていた妻にけがはありませんでした。
現場はJR牟岐線の阿波橘駅から南におよそ700メートル離れた片側1車線の見通しのいい直線道路で、中谷さんは道路沿いの店舗を訪れたあと、向かい側に止めた車のほうに向かっていたとみられ、横断歩道や信号はなかったということです。
警察は車の運転手から話を聞くなどして、事故の詳しい状況や原因を調べています。