山口市で、県道を横断していた85歳の女性が、駐車場から道路に出てきた普通貨物自動車にはねられて死亡しました。
警察によりますと、15日午前9時半ごろ、山口市大内千坊の県道21号線を近くに住む吉村清子さん(85)が横断していたところ、道路沿いの施設の駐車場から県道に出てきた普通貨物自動車にはねられました。
吉村さんは頭などを打ち、病院に搬送されたときにはまだ意識があり、会話もできる状態でしたが、その後、容体が悪化し、事故からおよそ16時間半後に死亡しました。
現場は、片側1車線の信号や横断歩道がない直線の県道で、警察は普通貨物自動車を運転していた30代の男性に当時の状況を聞くなどして事故の原因を調べています。