17日、県内では歩行者が乗用車にはねられる交通事故が相次ぎ、60代の男性が死亡したほか、80代の女性が意識不明の状態で病院に搬送されました。
警察によりますと、17日午後11時半ごろ、天童市老野森の市道で市内に住む大石泰正さん(63)が乗用車にはねられ、病院に搬送されましたがその後、死亡が確認されました。
現場はJR天童駅から北東におよそ1キロの片側1車線の直線道路で、警察は運転手から話を聞くなどして事故の原因を調べています。
また、17日午後4時半すぎには寒河江市島の県道で道路を横断していた近くに住む須藤ミツエさんが(88)乗用車にはねられ、意識不明の状態で病院に搬送されました。
警察は乗用車を運転していた天童市北目の無職、加藤貢容疑者(65)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
現場はJR南寒河江駅から南におよそ1キロ離れた見通しのよい片側1車線の直線道路で当時、日没後で暗かったということで警察は事故の原因を調べています。