17日夜、下関市で木造の住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から男女2人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この住宅に住む85歳の男性と妻の2人と連絡が取れなくなっていて、警察は身元の確認を進めています。
17日午後7時40分ごろ、下関市藤附町で「家から火が出ている」と近くの住民から消防に通報があり、消防車9台が出て火はおよそ45分後に消し止められました。
この火事でおよそ68平方メートルの木造平屋建ての住宅1棟が全焼したほか倉庫1棟の一部が焼け、火元の住宅からは男女2人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、住宅には木場春實さん(85)と妻が2人で暮らしていましたが、火事のあといずれも連絡が取れなくなっているということです。
警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、詳しい火事の原因を調べています。
現場は、JR下関駅から北へおよそ2キロの住宅街です。