１９日夜、静岡県沼津市で３階建てのアパートの１室が焼ける火事があり、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。
警察は、この部屋で両親と暮らしていた５０歳の会社員を放火の疑いで逮捕し、詳しいいきさつを調べています。
１９日午後７時すぎ、沼津市大塚の３階建てのアパートから火が出ていると消防に通報がありました。
火はおよそ２時間後に消し止められましたが、アパート１階の１室が全焼し焼け跡から１人が遺体で見つかりました。
警察は火事の原因について調べを進め、この部屋に住む会社員、丸山裕之容疑者（５０）が室内に火をつけたとして放火の疑いで逮捕しました。
警察によりますと丸山容疑者は両親と３人暮らしで、母親は逃げて無事でしたが、火事のあと７０代の父親と連絡が取れていないということです。
警察は身元の確認と死因の特定を進めるとともに事件のいきさつを詳しく調べています。
警察は、認否を明らかにしていません。
現場はＪＲ東海道線の片浜駅から西に約１キロの住宅などが建ち並ぶ地域です。
