20日夜、南アルプス市で、住宅など2棟が全焼する火災があり、1人が死亡しました。
警察は火元の住宅に暮らす高齢の男性とみて確認を進めるとともに出火原因を調べています。
20日午後9時すぎ、南アルプス市小笠原の住宅から火が出ているのを通りかかった人が見つけて警察に通報しました。
消防車18台が消火活動にあたり火はおよそ7時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅と隣の飲食店が全焼し、ほかに住宅など2棟の一部にも燃え広がりました。
この火災で、火元の住宅の焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、住宅には、高齢の男性がひとりで暮らしていたとみられ、火災のあと連絡が取れていないということです。
警察は亡くなったのはこの男性とみて身元の確認を進めるとともに消防と合同で出火原因を調べています。
現場は南アルプス市役所から北におよそ300メートル離れた住宅や店舗などが建ち並ぶ地域です。