今月、名古屋市中川区の路上で会社員の男性が頭を殴られて大けがをした事件で、警察は東京都の20歳の大学生を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
調べに対し、容疑を否認しているということです。
今月1日の午後6時ごろ、名古屋市中川区の住宅街の路上で歩いて帰宅途中だった22歳の会社員の男性が突然、後ろから頭を殴られました。
男性は近くの店に助けを求め、病院に運ばれましたが頭の骨を折るなど大けがをしました。
警察は現場周辺の防犯カメラの映像を調べるなど捜査を進め、東京・豊島区の大学生、松下直寛容疑者(20)をきのう(20日)、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
これまでの調べによりますと、松下容疑者は男性の後ろから近づき、金属バットのようなもので頭を殴りつけた後、倒れた男性をさらに殴って逃げたとみられるということです。
警察は事件の動機や松下容疑者が当時、名古屋市を訪れていたいきさつなどを詳しく調べています。
調べに対し、「絶対にやっていません」と容疑を否認しているということです。