今月、五所川原市の市道で男性をはねて死亡させそのまま逃げたとして過失運転致死などの疑いで逮捕・送検された57歳の男について、検察は、酒を飲んで運転していたとしてより刑の重い危険運転致死の罪で起訴しました。
起訴されたのは五所川原市松島町のトラック運転手、山中將裕被告(57)です。
起訴状などによりますと、今月3日、五所川原市一ツ谷の市道で酒を飲んで軽乗用車を運転し、市の職員の54歳の男性をはねて死亡させ、そのまま逃げたとして危険運転致死などの罪に問われています。
被告は当初、過失運転致死などの疑いで逮捕・送検されましたが、その後の捜査で、酒を飲んで前方に注意を払うのが困難な状態で運転していた疑いがあることがわかったとして検察は22日、より刑の重い危険運転致死などの罪で起訴しました。
検察は認否を明らかにしていませんが、警察によりますと、逮捕当時、人をはねたあとそのまま逃げたことについては認めていたということです。