除雪作業中に倒れたか 長岡と村上で70代の男女死亡

県内で24日、除雪作業をしていた可能性がある長岡市の70代の男性や村上市の70代の女性が、それぞれ倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
県は、除雪作業はできるだけ1人でしないなど注意を呼びかけています。

このうち、長岡市西中野俣では24日午前5時40分ごろ、金内恒雄さん(77)が自宅の車庫の前の道路で倒れているのが見つかり、長岡市内の病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、死因は病死だということです。
金内さんはヘルメットをかぶっていたほか、近くにははしごが倒れていて、除雪作業をしようとしていたとみられています。
また、村上市緑町1丁目のアパートの駐車場では、24日午前9時40分ごろ、女性があおむけの状態で倒れているのを近くに住んでいる人が見つけて消防に通報しました。
警察によりますと、倒れていたのはこのアパートに住む※クワ山節子さん(75)で、心肺停止の状態で市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されたということです。
警察によりますと死因は病死で、当時、駐車場には雪が数センチほど積もっていて、※クワ山さんのそばにはシャベルがあったということです。
警察は除雪作業をしていた可能性が高いとみて、当時の状況を詳しく調べています。
県では、除雪作業を行うときは、家族や近所の人に声をかけて、できるだけ1人でしないことや、無理をせず、こまめに休憩することを呼びかけています。
「※クワ」は十に草冠、木の順に重なる。

タイトルとURLをコピーしました