停電で信号消えた交差点 車3台絡む事故で1人意識不明の重体

25日午後、黒部市の交差点で車3台がからむ事故があり、乗用車を運転していた74歳の男性が意識不明の重体となっています。
現場の信号は停電のため作動していなかったということで警察が事故の状況を詳しく調べています。

警察によりますと、25日午後2時半ごろ、黒部市若栗の県道の交差点で、74歳の男性が運転する乗用車が直進していた際、左から来た乗用車と衝突しました。
衝突の弾みで男性の乗用車が、対向車線で右折待ちをしていた軽乗用車にぶつかったということです。
この事故で、魚津市蛇田に住む介護関係の施設職員の74歳男性が病院に搬送されましたが、意識不明の重体だということです。
ほかの車に乗っていた人にけがはありませんでした。
現場は片側1車線の県道が交わる見通しのよい交差点で、当時は雨が降っていたということです。
また現場周辺では事故の直前に停電が発生したため交差点の信号機が作動しておらず、警察による交通整理も行われていなかったということです。
北陸電力送配電によりますと、当時は強風や雨による設備の不具合で現場周辺の約140戸で1時間半にわたって停電していたということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています。

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