30日午前、青森県の太平洋沖で操業中の漁船から男性1人が海に転落し、行方が分からなくなっていて、海上保安部が捜索に当たっています。
30日午前10時40分ごろ、東通村の尻屋崎から南東におよそ15キロ離れた沖合で、むつ市の大畑漁協に所属する2人乗り漁船「勝丸」から男性1人が海に転落したと、漁船に乗っていた乗組員から第2管区海上保安本部に通報がありました。
八戸海上保安部によりますと、転落したのは、むつ市の山本勝三郎さん(76)で、巡視船や航空機を出して周辺の海域で捜索しましたが、みつかっていないということです。
当時、現場周辺は風速およそ12メートルと、やや強い風が吹いていたということで、海上保安部が引き続き捜索に当たっています。