30日昼前、広島県竹原市の国道2号で軽貨物自動車と乗用車が正面衝突する事故があり、72歳の男性が死亡しました。
警察は、この男性が運転する車が逆走して衝突したとみて、詳しい状況を調べています。
30日午前11時40分ごろ、竹原市田万里町の国道2号のトンネル内で、軽貨物自動車と乗用車が正面衝突しました。
警察によりますと、この事故で双方の車の男性2人が病院に搬送されましたが、このうち軽貨物自動車を運転していた呉市の自営業小川寿夫さん(72)が死亡したほか、乗用車を運転していた56歳の男性が腰の骨を折るなどのけがをしました。
現場のおよそ1.5キロ前で上り線と下り線が分岐し、トンネル内の2車線はいずれも上り線でしたが、警察によりますと、現場の状況などから死亡した男性が運転する軽貨物自動車が逆走してトンネル内に入り、乗用車と正面衝突したとみられるということです。
警察は事故の詳しい状況を調べています。