男性遺棄事件 過失運転傷害とひき逃げ容疑で1月1日再逮捕へ

今月85歳の男性が車ではねられたあと長和町の山の中に遺棄され遺体で見つかった事件で、警察が保護責任者遺棄の疑いで逮捕した会社員を、1月1日過失運転傷害とひき逃げの疑いで再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

佐久市の会社員、佐藤英伸容疑者(32)は、今月10日の早朝、佐久市岩村田の県道で近くに住む自営業、中澤秋雄さん(85)を車ではねたあと、およそ30キロ離れた長和町の山の中に遺棄したとして今月11日保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。
中澤さんは遺棄された現場から遺体で見つかり、司法解剖の結果、事故で頭にけがをしたあと凍死したのではないかと見られています。
捜査関係者によりますと、警察は、勾留期限の1月1日、容疑者を過失運転傷害とひき逃げの疑いで再逮捕する方針を固めたということです。
これまでの調べで、容疑者が車ではねた現場に水をまいて血痕などを洗い流した疑いがあることも分かっていて、警察は当時の状況や動機について詳しく調べることにしています。

タイトルとURLをコピーしました