11日夕方、愛知県豊明市の名鉄名古屋本線の前後駅で人が通過中の快速特急にはねられ死亡しました。
警察は死亡した人の身元の確認を進めるとともに当時の詳しい状況を調べています。
11日午後5時すぎ、豊明市にある名鉄名古屋本線の前後駅で「列車と人の事故があった」と名鉄の社員から警察に通報がありました。
警察が駅に駆けつけたところ年齢や性別のわからない人が線路上で見つかり、その場で死亡が確認されました。
列車は愛知県の豊橋行きの快速特急で前後駅は通過する予定でした。
警察によりますと、快速特急の運転手は「ホームから線路内に飛び込む人影を発見し、急ブレーキをかけたものの衝突してしまった」と話しているということです。
また名鉄によりますと、快速特急にはおよそ450人の乗客が乗っていましたが、乗務員もあわせてけがをした人はいませんでした。
この影響で名鉄名古屋本線は一部の区間で午後7時すぎまで運転の見合わせが続きました。
警察は死亡した人の身元の確認を進めるとともに当時の詳しい状況を調べています。