12日午前、旭川市で雪下ろしのために自宅の屋根にのぼっていた77歳の男性が転落し、病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
12日午前10時40分ごろ、旭川市東光14条9丁目の住宅で「家の玄関前で人が倒れている」と通行人から消防に通報がありました。
警察によりますと、この住宅に住む武藤憲一さん(77)が頭や胸などを強く打ち、心肺停止の状態で倒れていたということで、近くの病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
武藤さんは妻に「雪下ろしをしてくる」と告げて、2階建ての住宅の玄関部分の屋根の上に命綱やヘルメットをつけずにのぼったということで、警察は、雪下ろし中に屋根から転落したとみて、詳しい状況を調べています。
警察は雪下ろしをする際は、必ずヘルメットや命綱をつけること、また複数の人で声を掛け合って安全を確認して行うよう注意を呼びかけています。