高齢者向け住宅の女性 暴行受けたあと死亡 傷害疑いで逮捕

今月1日、札幌市のサービス付き高齢者向け住宅で29歳の介護職員が、入所する94歳の女性に暴行を加え、女性はその後、死亡しました。
警察は、傷害の疑いでこの介護職員を逮捕し、今後、容疑を傷害致死に切り替えることも視野に、調べを進めています。

逮捕されたのは、札幌市手稲区前田の介護職員、藤井孝輔容疑者(29)です。
警察によりますと容疑者は今月1日、勤務先の札幌市南区澄川4条2丁目のサービス付き高齢者向け住宅「リーフィール澄川ヒルズ」で、入所する橋本トク子さん(94)の額を殴ってケガをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
警察の調べに対し容疑を認めているということです。
警察によりますと橋本さんは、額に皮下出血はあったもののその後、1週間はこれまでと同じように施設で生活していました。
しかし、今月8日に容体が悪化し病院に運ばれましたが、死亡したということです。
捜査の結果、橋本さんの死因は外傷性ショックとわかったことから、警察は容疑者が殴ったことが要因とみて今後、容疑を傷害致死に切り替えることも視野に調べを進めています。

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