14日朝、下関市のJR山陽本線の踏切で乗用車が貨物列車と衝突する事故があり、乗用車を運転していた64歳の女性が死亡しました。
14日午前8時20分ごろ下関市長府才川のJR山陽本線の踏切で線路内に侵入した乗用車が下りの20両編成の貨物列車と衝突しました。
この事故で乗用車を運転していた近くの百田洋子さん(64)が頭などを強く打って病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
貨物列車の運転士2人にケガはありませんでした。
乗用車は列車に跳ね飛ばされたあと線路脇の住宅に衝突し、壁の一部などが壊れたほか、踏み切りの遮断機も大破していました。
現場は警報機と遮断機がある踏切でJRによりますと事故当時、踏切は正常に作動していたということです。
警察は列車の運転士から話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べています。