16日、那覇市の国道で、横断歩道を歩いていた83歳の女性が、87歳の容疑者が運転する軽乗用車にはねられて死亡しました。
警察は、運転していた容疑者をその場で逮捕し、詳しい事故の原因を調べています。
警察によりますと、16日午後4時すぎ、那覇市奥武山町の護国神社の鳥居がある国道331号の交差点で、左折しようとしていた軽乗用車が、向かい側から横断歩道を歩いてきた那覇市金城3丁目の赤嶺由起さん(83)をはねました。
赤嶺さんは病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡しました。
警察は、軽乗用車を運転していた那覇市牧志2丁目の有銘松子容疑者(87)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて詳しい事故の原因を調べることにしています。
警察によりますと、調べに対して「見ていなかった」などと供述し容疑を認めているということです。