沼津市の親子死亡 ひき逃げなどの疑いで85歳の容疑者逮捕

今月15日、静岡県沼津市の県道で59歳の母親と33歳の息子が倒れているのが見つかり、その後、死亡した事件で、警察は2人をトラックではねてそのまま逃げたとして、85歳の容疑者をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。

今月15日、沼津市松長の県道で近くに住む今井真奈美さん(59)と息子で会社員の今井悠介さん(33)が倒れているのが見つかり、いずれも搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は現場の状況などから、2人がひき逃げされた疑いがあるとみて、周辺の防犯カメラの映像を調べるなど、捜査を進めていました。
その結果、沼津市大塚の販売業、五味孝行容疑者(85)が運転していたトラックで2人をはねてそのまま逃げた疑いがあるとして、警察は20日、ひき逃げと過失運転致死の疑いで逮捕しました。
容疑者のトラックは、左側の側面が壊れているのが確認されましたが、捜査関係者によりますと、調べに対して「現場は通ったが、人とぶつかっていない」と容疑を否認しているということです。
警察の調べによりますと、亡くなった2人は事件当日がごみ回収の当番の日で、回収場所にネットを設置した際に、はねられたとみられるということです。
警察は当時の状況を詳しく調べています。

タイトルとURLをコピーしました