遺体をキャリーバッグに入れて放置していたとして、80代の父親と息子が死体遺棄の疑いで逮捕された事件で、遺体は80代の母親だと確認されました。
高島市今津町角川の宮田義信容疑者(84)と息子の直樹容疑者(53)は、入居する施設の自分たちの部屋で、遺体をキャリーバッグに入れて放置していたとして、死体遺棄の疑いで今月10日に逮捕されました。
警察によりますと、DNA鑑定などの結果、遺体は直樹容疑者の母親の初美さんと確認されたということです。
遺体は死後、数年たっているとみられ、一部が白骨化していて、死因の特定には至っていないものの、目立った外傷はみられないということです。
警察の調べに対し2人は容疑を認めたうえで、「母親が亡くなってから3年ほどたっている」などと供述していて、警察は詳しいいきさつを調べています。